木星の「エウロパ」や土星の「エンケラドス」には生物が存在する
可能性があると考えられています、どちらも地下に液体が存在する
と予想されていて、液体の中で生命が誕生する可能性が多いにある
と言われています。
1997年に「カッシーニ」が2004年6月に土星の軌道に到着
太陽から約14億キロメートル離れた場所です、60個以上の
衛星があるなかで「タイタン」は火星の3/4程の大きさです。
2004年12月に、小型探査機「ホイヘンス」がカッシーニから
タイタンへと投下されました、「タイタン」は濃い大気と雲に
包まれており地表の様子は全く分かっていませんでしたが「ホイヘンス」
から送られてきた画像は、地球の地形とそっくりなものでした。
その後「タイタン」には、メタンで出来た湖が発見されました
メタンは、-160℃~-180℃だと液体で存在することが出来ます
大気には、水素分子(H2)とアセチレン(C2H2)が存在し、その
水素とアセチレンが反応してメタン(CH4)とエネルギーから活動
する生物が存在するかも知れないと考えられています、「タイタン」
の大気の分布を調べると高度200km付近で表面に近い程水素とアセチレン
が減少している事が確認されています、これは地表に生物が存在する為に
水素とアセチレンを取り込むためではないかと考えられています。