ブレードランナーで描かれた未来の姿は、監督の要望に応じて描いた
暗いノワールスタイルにした、当時から見た30年後の未来には超高層
ビルが建築され、古い建物と新しい建築物が共存する姿だと考えた。
クライアントが買うのはデザイン画ではなく、アイディアにお金を払う。
まず一人目は斬新なアイディア(発想)や考え方を創造する(クレイジー)
二人目は、それがおかしくないかチェックする(チェックマン)
三人目は、それを吟味してどの部分を採用するか決定する(吟味する人)
まず部分的な絵を描いた縮小スケッチを10~20枚ほど描く、この際には
あまり集中しないで思うままにスケッチしていく。
縮小スケッチをスキャナーで取り込み、それを組み合わせて一枚の絵の構図
を決定する。それをトレースして線画を決定する。
陰影をつけて奥行や立体感をだして、色付けをしていく。