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音楽素材MusicMaterial管理人 涼(りょう)の日記

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2012-07-01 ヒューマンなぜ人間になれたのか?

_ 物々交換の時代

狩猟民族など自給自足の生活は、横並びの生活社会であり食料はみんなで

分かち合うのが常識、一人の人間が捕った獲物は全員に分配する。

この社会は、一人の人間だけが財を貯えたり、他に抜きん出て権力を振り

かざす者はいない。

_ 古代メソポタミア

世界最古の文明メソポタミアのシリア(バッサケ地方)で人類史上大きな

変化が起きた、今から1万年前に農耕を始めた人類は、4千年前から麦を

交換の手段として世界最古の都市「テル・ブラク」で始めた・・・

「テル・ブラク」の遺跡からは、沢山の同じ大きさの鉢のかけらが出土

した、この当時この鉢に麦を入れて労働の賃金や物々交換をしていた。

人類は麦をお金の換わりに使い始めてから、職業という専門職の存在を

誕生させた、職業の誕生から麦の生産は3倍に増えて人口も急に増加した。

_ 動物には交換が出来ない

この交換という行為は人間にしか出来ない行動らしい、もっとも人間に

近いチンパンジーにりんごをあたえて人間が差し出したブドウと交換を

求めると、わずか約2%しか応じない、チンパンジーがりんごの方が

ブドウより好きかというと、両方与えると約80%がブドウをとるらしい。

_ 銀貨の登場

ギリシャの「アテネイ」で銀貨が使用されるようになった事で、人類は

(哲学・民主主義・演劇)等を誕生させた、しかし銀の生産が約100年程で

急速に減り、紀元元年より270年の間に銀貨の銀の純度は2%程になった。

お金は集団から切り離された「個人」を生み出した、集団からの孤立と

開放を手に入れ、格差を生み出す元になった。

_ 協調性は人間の根底

人間の快楽を司る中枢である「腹側線状態」は、株などで儲けるほど

より活動すると思われていたが、実験により公平である事、差が無くなる

事へ反応する事も確認された。これは人類が共存共栄の長い間に獲得した

もので、人間の根底にあるものは協調性なのかも知れない。

2050年には世界の人口は、91億人にも達する予想である、現代人が今の

ように大量消費を続けていたら、未来の人間に大変な負担を負わせてしまう

ことになるだろう、貧富の差をなくす為にも一部の人間が富を独占するの

ではなくて、公平である程度はわかちあう社会になる事を願います。

_ - 参考資料 -

「NHK ヒューマンなぜ人間になれたのか?」

イギリス エクセター大学 リチャード・シーフォード博士(歴史学)


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