狩猟民族など自給自足の生活は、横並びの生活社会であり食料はみんなで
分かち合うのが常識、一人の人間が捕った獲物は全員に分配する。
この社会は、一人の人間だけが財を貯えたり、他に抜きん出て権力を振り
かざす者はいない。
世界最古の文明メソポタミアのシリア(バッサケ地方)で人類史上大きな
変化が起きた、今から1万年前に農耕を始めた人類は、4千年前から麦を
交換の手段として世界最古の都市「テル・ブラク」で始めた・・・
「テル・ブラク」の遺跡からは、沢山の同じ大きさの鉢のかけらが出土
した、この当時この鉢に麦を入れて労働の賃金や物々交換をしていた。
人類は麦をお金の換わりに使い始めてから、職業という専門職の存在を
誕生させた、職業の誕生から麦の生産は3倍に増えて人口も急に増加した。
この交換という行為は人間にしか出来ない行動らしい、もっとも人間に
近いチンパンジーにりんごをあたえて人間が差し出したブドウと交換を
求めると、わずか約2%しか応じない、チンパンジーがりんごの方が
ブドウより好きかというと、両方与えると約80%がブドウをとるらしい。
ギリシャの「アテネイ」で銀貨が使用されるようになった事で、人類は
(哲学・民主主義・演劇)等を誕生させた、しかし銀の生産が約100年程で
急速に減り、紀元元年より270年の間に銀貨の銀の純度は2%程になった。
お金は集団から切り離された「個人」を生み出した、集団からの孤立と
開放を手に入れ、格差を生み出す元になった。
人間の快楽を司る中枢である「腹側線状態」は、株などで儲けるほど
より活動すると思われていたが、実験により公平である事、差が無くなる
事へ反応する事も確認された。これは人類が共存共栄の長い間に獲得した
もので、人間の根底にあるものは協調性なのかも知れない。
2050年には世界の人口は、91億人にも達する予想である、現代人が今の
ように大量消費を続けていたら、未来の人間に大変な負担を負わせてしまう
ことになるだろう、貧富の差をなくす為にも一部の人間が富を独占するの
ではなくて、公平である程度はわかちあう社会になる事を願います。
音速とは物質中を伝わる音の速さで、空気中を伝わる場合は気圧や気温
に影響される為、気象条件により音の速さは違います。
1気圧、気温15℃で、約 340m/S(メートル毎秒)です。
雷が光ってから音が聞こえるまでに3秒くらい経っていたら約1km先
に落ちた可能性が高いです、光の速さは秒速で約30万kmなので雷の
光はすぐに見えるのですが、その後に聞こえる凄まじい音は後から
鳴るだけに、余計に怖く感じます。
1997年頃からアメリカの住宅価格が上昇し始めた(住宅バブル)
サブプライムローンとはプライムローンが優遇ローン(低金利)である
のに対してサブプライムはリスク有り(高金利)のローンなのです。
住宅ローン会社が購入者に貸し付けたローンの債権を投資銀行が証券
として売り出しました、その際に株などとセットにした商品の中身が
非常にわかりにくい金融商品として売り出されました、その商品には
格付け会社のお墨付きまで与えられ投資銀行は莫大な利益を得ました
しかし住宅価格が2006年頃から下落し始めて2007年には住宅バブル
が遂にはじけました。
リーマンショックで世界的金融危機により銀行はなるべく手持ちの
資金を確保する為にお金を貸さなくなりました、すると消費者は
車のローンが組みにくくなり車が売れなくなります、そしてついに
GMが破たんへと追いやられたのです。
発酵させることによって食品は長期保存する事が出来ます
それ以外にも栄養価を高めたり、より美味しくしてくれます。
・納豆・ヨーグルト・チーズ・酢・醤油・漬物・味噌等
日本の食べ物には、かなり発酵食品が多いです。
これは日本は島国で発酵食品にする食材が多い事や湿気が多く
食べ物が傷みやすい等の要因が考えられます。
納豆は大豆に納豆菌を加えて発酵させた食品ですが
納豆菌により大豆の時に比べると、沢山の栄養素が含まれた
食品になります、納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」には
血栓溶解酵素が含まれており夜食べると睡眠中に出来る血栓を
溶かす作用もあるそうです。